『肘の痛み』を引き起こす代表的な5つの筋肉とトリガーポイント


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理学療法士の井上(@Rehacon)です。
 
 
 
また、気が付いたら何となく肘が痛かったという方もいます。
 
痛みの原因の1つとして、筋筋膜性の疼痛である「トリガーポイント」による痛みということがあります。
 
今回は肘の痛みを引き起こす代表的な5つの筋肉とトリガーポイントについて解説をしていきます。
 
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肘の痛みを引き起こす代表的な5つの筋肉とトリガーポイント

 
  1. 上腕筋(じょうわんきん)
  2. 上腕二頭筋(じょうわんにとうきん)
  3. 上腕三頭筋(じょうわんさんとうきん)
  4. 肘筋(ちゅうきん)
  5. 腕橈骨筋(わんとうこつきん)
 
この5つの筋肉が代表的なものとなります。
 
以下にそれぞれの筋肉の説明とトリガーポイントについて説明をしていきます。
 
 

上腕筋

  
 
起始:上腕骨前面の遠位1/3
停止:尺骨粗面
作用:肘関節の屈曲
神経支配:筋皮神経・橈骨神経(時々)
 
 

トリガーポイント

 
【関連痛パターン】
この筋肉の主な関連痛パターンは、親指に引き起こし、次いで前腕の前面と肘の前面に引き起こす。
 
 

上腕二頭筋

   
 
起始:(長頭)肩甲骨関節上結節(短頭)烏口突起
停止:(長頭)橈骨粗面(短頭)橈骨粗面・上腕二頭筋腱膜
作用:肘関節の屈曲・前腕の回外
神経支配:筋皮神経
 
 

トリガーポイント

 
 
【関連痛パターン】
この筋肉の関連痛パターンは、主に肩周囲に引き起こす。稀に肘から前腕にかけて引き起こすことがある。
 
 
 

上腕三頭筋

  
 
起始:(長頭)肩甲骨の関節窩結節(外側頭)上腕骨の後面(内側頭)上腕骨の内側後面
停止:尺骨の肘頭
作用:肘関節の伸展
神経支配:橈骨神経
 
 

トリガーポイント

  
 
【関連痛パターン】
内側頭中央:肘の中央部
内側頭外側:外側上顆に引き起こし、テニス肘症状に似た症状を引き起こす。
 
 
 

肘筋

 
 
起始:上腕骨の外側上顆
停止:肘頭の外側面
作用:肘関節の伸展、上腕三頭筋の補助
神経支配:橈骨神経
 

 

トリガーポイント

 
【関連痛パターン】
この筋肉の関連痛は、上腕骨外側上顆に引き起こす。
 
 

腕橈骨筋

 
 
 
 
起始:上腕骨の外側上顆、外側筋間中隔
停止:橈骨の茎状突起
作用:肘関節の屈曲、前腕の回内・回外
神経支配:橈骨神経
 
 

トリガーポイント

 
【関連痛パターン】
この筋肉の関連痛は、肘の外側・前腕・母指周囲に引き起こす。
 
 
 

トリガーポイント療法/筋膜リリース

 
  • 上記トリガーポイント画像にある✖印を一定の圧力で30秒圧迫+30秒解放を何回か繰り返す。
  • ✖印を一定の圧力で30秒グリグリゆっくりと動かす+30秒解放を何回か繰り返す。
  • 上記に示した筋肉に対して、親指や手のひら、ゴルフボール、テニスボール、トリガーポイント用のボール、フォームローラーなどを使用して一定の圧力で、ゆっくりと動かす。
 
圧迫したりグリグリ押すには、親指や指の関節、ゴルフボール、テニスボール、トリガーポイント用のボールなどを使用して行うと効果的です。

ここで紹介したトリガーポイント部分には、ピンポイントでリリースしていくほうが効果がありますので、親指やトリガーポイント専用ボール、ゴルフボールを使用することをおすすめします。

 
 
これで肘の痛みが軽減する場合には、セルフケアとして継続してみてください。
 
 

まとめ

 
 
肘の痛みを引き起こす原因となる筋肉とトリガーポイントについてご紹介をしました。

テニス肘やゴルフ肘などと診断され、治療を行っても痛みが引かない場合、この筋筋膜性疼痛による痛みが原因ということがあります。

なかなか痛みが引かない場合など、是非試してみてください。

是非、参考にしてもらえたら幸いです。

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。

 
 

おすすめ書籍

 
以下の2冊は一般向けに筋膜性疼痛症候群研究会(MPS研究会)でもおすすめしている書籍です。
 
 
以下の書籍は個人的におすすめしたい2冊です。

筋肉の絵やトリガーポイント、セルフストレッチや筋力トレーニングも丁寧に説明されています。

 

筋膜リリースの本を読むなら「竹井 仁」先生の本がおすすめです。

筋膜博士と呼ばれるくらい筋膜では有名な先生であり、TVなどにも数多く出演されている方です。

私も持っていますが、こんなに充実した内容でこの価格は破格です。

超絶おすすめ一般書ですよ。

 
 

次のページは↓
『肩こり』に関連する筋肉とトリガーポイント

 


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ABOUTこの記事をかいた人

井上 直樹

リハビリテーションコンサルタントの井上です。 コンサルタントとはその道のプロが助言や指導をするという意味です。 リハビリについての適切な情報発信は現在少ないのが現状です。 リハビリのことはリハビリの専門職種(理学療法士・作業療法士・言語聴覚療法士)が情報発信するべきだと考えています。 コンセプトは誰にでも理解できるように分かりやすく解説していくことです。 どうぞよろしくお願いします。