リバイブミニの効果的な使い方をリハビリの専門家 理学療法士が解説

リバイブミニの効果的な使い方をリハビリの専門家理学療法士が解説

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合同会社Relate合同会社ALLMERU代表の井上直樹です。
 
リバイブミニというマッサージ機器があるのをご存知でしょうか?
 
よくあるマッサージガンで、巷ではかなりの種類が発売されています。
 
どれを選べばいいのか?と迷うことも多いと思いますが、私としてはこのリバイブミニをおすすめ致します。
 
理学療法士として、リハビリの現場で働いていますが、こちらのリバイブミニを対象の方に使っています。
 
その使用感や使い方について、また、どのような方がどのように使って、どのような効果を得ることができるのか。
 
理学療法士という立場から解説をしていきます。
 

リバイブミニとは

株式会社創通メディカルという会社が開発している商品で、リバイブミニは公式ページより下記のように説明されています。
顔にも体にも使えて、気になる筋肉を奥深くまで刺激する、新感覚のボディケア。持ち運びにも便利なコンパクトサイズなのにパワフル振動が魅力。忙しくてリラクゼーション店に通えない。全身ケアしたい。フェイスラインが気になる。そんな人にも気軽なボディメンテナンス習慣を。

引用:REBIVE MINI 公式HP

もちはこぶプロの整体師』というキャッチフレーズで販売している通り、セルフケアを行うマッサージガンとなります。
 
様々なアタッチメントが付属されているので、身体だけでなく、顔のマッサージにも使えます。フェイシャルケアを目的とする方にも適しています。

リバイブミニ

 
実際に私自身も使っているのですが、長距離歩いたときやジムでのトレーニングなどで、特に足が疲れたときはふくらはぎのケアなどに使っています。
 
筋肉がしっかりほぐされ、血流がよくなるせいかマッサージした周囲がポカポカして割とすぐに効果を感じることができます。
 
ここから先は、どのような方に適しているのかをご説明していきます。
 

リバイブミニが対象の方

リバイブミニは治療機器ではなく、あくまでも健康機器になるのである程度どの方でも対象となりますが、具体的な対象は以下の通りです。
 

一般対象

  • 肩こり
  • 腰痛
  • 膝痛
  • 足の疲れ(特にふくらはぎ)
  • 足のむくみ
  • その他筋肉系の疲労に対して
  • フェイシャルケアを求めている方
 
基本的には、テレワークが日常になっている方やスポーツ愛好家の方にとっては日常的な身体のケアに適していると言えます。
 
また、フェイシャルケアを日常的に行いたい方にも強度が5段階あって調整できるので、無理なく自分の感覚で調整することができます。
 
詳しくは、下記に説明していきます。
 

リハビリテーション対象

  • 上記一般対象の症状のある方
  • 関節拘縮のある方(筋肉・筋膜・皮膚などの軟部組織による制限がある方)
  • 脳卒中などによる麻痺がある方
 
 
あくまでも私の使用経験に基づいております。全ての方に当てはまるものではありません。
 
例えば、腰痛がある方。
 
腰痛には、腰椎椎間板ヘルニアや脊柱間狭窄症、坐骨神経痛など様々な疾患があります。リバイブミニを使用してこれらが改善することはありません。それぞれの記事をまとめていますので、下記のリンクを参考にしてください。

【関連記事】
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腰痛の原因の1つ『腰部脊柱管狭窄症』の症状・原因・治療方法について誰でも分かるように解説します。

しかしながら、これらの疾患によって腰周囲の筋肉や筋膜に影響を及ぼし、腰痛が増強されるケースがあります。
 
このような場合、リバイブミニでのケアは有効です。少なくとも、腰痛が軽減されたことを体験していただけます。
 
次に膝の痛みがある方。
 
膝の痛みも腰痛と同じように、変形性膝関節症やジャンパー膝、靭帯損傷など膝の痛みを引き起こす疾患が数多くあります。

【関連記事】
膝の痛みの代表格『変形性膝関節症』は保存療法が重要。リハビリ治療について誰でも分かるように解説します。

サプリメントで『ビタミンD』を摂取すると『変形性膝関節症』に効果的なのか?研究データから紐解きます。

これらの疾患そのものがよくなるということではありませんが、筋筋膜由来による膝の痛みの場合はリバイブミニのケアによって痛みが軽減することが期待されます。実際にその経験もしています。

では、足のむくみについてはどうでしょうか。

 
浮腫のフローチャート
 
足のむくみ=ふくらはぎ
 
というイメージがある方が多いと思いますが、ふくらはぎだけではなく、足の甲や足首周りのむくみがある方も非常に多いです。
 
ただ、むくみについて気をつけないといけないのは、内科的な要因が多く絡んでいることがあります。
 
上記のフローチャートを参考にしていただければ幸いですが、こちらのフローチャートの結果、リンパによる浮腫であればリバイブミニが有効です。
 
実際に、そのような方に対して、リバイブミニを実施しましたが、『持続的』な効果を出せています。但し、繰り返しになりますが、内科的な要因で浮腫が起こることも多いので、その場合は必ず医師の診察を受けてください。
 
関節拘縮がある方に対してはどうか。
 
関節拘縮という言葉から、関節に問題があると思われがち(実際にそのケースももちろんありますが、ここでは割愛します。下記のリンク先ページをご覧ください)ですが、こちらも、皮膚や筋肉、筋膜などの軟部組織による原因で拘縮が起きていることが多々あります。
 
最後に、脳卒中などによる片麻痺がある方について。
 
片麻痺の方に対しての、バイブレーションを使用した方法はこれまででも業界的に行うケースがあります。
 
論文も多数出ており、論文を一部引用して説明します。
 
振動刺激によって脳卒中片麻痺下肢の痙縮抑制および下肢の随意運動が向上したため,痙縮筋に直接振動刺激を与えることにより痙縮が抑制され,主動作筋と拮抗筋の同時収縮が軽減したと考えられ,歩行時間や下肢の運動機能の改善に繋がったと推察される。

引用論文:脳卒中片麻痺患者の振動刺激による痙縮抑制効果について

 
こちらの論文では、麻痺による痙縮筋に対して、部分的にバイブレーションを加えた検証です。痙縮筋が抑制され運動機能の改善につながったと結論付けています。
MASは有意に低下し、足関節自動背屈角度と他動関節可動域、歩行能力が有意に改善した。さらにF波 振振幅で低下傾、F/M比で有意な低下を認めた。

引用論文:脳卒中片麻痺下肢への全身振動刺激(Whole body vibration)による痙縮抑制効果

こちらの論文は、全身の振動刺激に対しての研究です。こちらも、筋緊張の変化を示すMAS(Modified Ashworth Scale)が有意に低下して運動機能の改善につながったと結論付けています。

このように論文結果からも、バイブレーション刺激は片麻痺に対して効果があると推測されます。実際に、筆者の経験からも効果を実感しています。

リバイブミニでアプローチすることに加えて、関節を持続的に伸張(伸ばす)することでより効果的です。

 
このように、症状をしっかりと理解した上でリバイブミニを活用すると非常に効果を出すことができます。
 
 

リバイブミニの使い方、症状別にどこの部位を効果的に狙うか

ここまでリバイブミニの対象について説明してきました。ここからは、実際にどの部位を狙ってリバイブミニを活用していくかについて説明していきます。
 
主にトリガーポイントを中心に説明していきます。トリガーポイントとは何か?については、下記の記事で詳しく説明していますので、合わせてお読みください。
 
 
それぞれ説明をしていきますが、トリガーポイントに対して、リバイブミニを少し押し込むように押し当てて振動を加えます。
 
およそ、30秒を目安に実施してみてください。アタッチメントの種類については、ピンポイントで当てたい場合や広い面積で当てる場合などで変える必要があります。
 
痛みの程度に合わせて使い分けるようにしてください。
 

リバイブミニ活用法(肩こり編)

肩こりが起こりやすい部位の筋肉・筋膜が存在します。その部位のトリガーポイントに対して、リバイブミニを使用してみてください。
 
肩こりのトリガーポイントについては、下記のリンク先に画像付きで説明していますので、部位を参考にしてみてください。
 
 

リバイブミニ活用法(腰痛編)

腰痛が起こりやすい部位の筋肉・筋膜が存在します。その部位のトリガーポイントに対して、リバイブミニを使用してみてください。
 
腰痛のトリガーポイントについては、下記のリンク先に画像付きで説明していますので、部位を参考にしてみてください。
 
 

リバイブミニ活用法(膝痛編)

膝痛が起こりやすい部位の筋肉・筋膜が存在します。その部位のトリガーポイントに対して、リバイブミニを使用してみてください。
 
膝痛のトリガーポイントについては、下記のリンク先に画像付きで説明していますので、部位を参考にしてみてください。
 
 

リバイブミニ活用法(足の疲れ編)

足の疲れについては、太もも(大腿部)やふくらはぎ、足裏と人それぞれだと思います。
 
その中でも比較的疲れやすいという訴えの多い、ふくらはぎと足裏についてここでは説明致します。
 
ふくらはぎ、足裏に起こりやすい部位の筋肉・筋膜が存在します。その部位のトリガーポイントに対して、リバイブミニを使用してみてください。
 
ふくらはぎについては、『ふくらはぎが攣る・痛いこむら返りの原因・予防・対策についてリハビリの専門家が解説します。』という記事において、トリガーポイントの説明をしていますので、そちらを参考にしてみてください。
 
 

リバイブミニ活用法(足のむくみ編)

足のむくみについても、上記の足の疲れ編同様に、『ふくらはぎが攣る・痛いこむら返りの原因・予防・対策についてリハビリの専門家が解説します』の記事内の部位を参考にしてください。
 

リバイブミニ活用法(関節拘縮編)

この内容は専門家向けになります。
 
拘縮がある場合、明らかに起因となっている部位が専門家であれば分かるはずです。その部位に対してリバイブミニを活用していただき、そこに加えて徒手での伸張を行ってみてください。
 

リバイブミニ活用法(麻痺編)

こちらの内容も専門家向けになります。
 
麻痺の程度は人それぞれです。バイブレーションの刺激入力については、対象者の状態に合わせて使用していただき、感覚入力という要素でも活用することが可能だと考えています。
 
セラピストの判断にて活用してください。

リバイブミニまとめ

今回の記事では、リバイブミニの活用法について実際に自分自身に使用し、また、理学療法士として活用している経験に基づいて解説をさせていただきました。
 
使い方は、公式ページをまずは参考にしていただき、また、それぞれで柔軟にアレンジして活用できます。
 
是非この記事も少しでも参考になれば幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
 

 

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井上 直樹
(同)Relate・(同)ALLMERU代表社員/理学療法士の井上直樹です。 このサイトでは一般の方に向けたリハビリの基本的な情報発信を行っております。また、不定期ですが雑誌や新聞などのマスメディア・WEB上のメディアにも情報提供を行っております。リハビリについての適切な情報発信は現在少ないのが現状です。リハビリのことはリハビリの専門職種(理学療法士・作業療法士・言語聴覚療法士)が情報発信するべきだと考えています。コンセプトは誰にでも理解できるように分かりやすく解説していくことです。リハビリに関わるコンサルティング事業を展開しております。お仕事依頼もお気軽にお問合せくださいませ。