【メディア掲載】女性自身に羽生結弦選手の足の怪我の件についてコメント掲載されました

女性自身に羽生結弦選手の足の怪我についてコメント掲載されました

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合同会社Relate代表社員の井上(@Rehacon)です。
 
 
今回はメディア掲載情報のお知らせです。
 
フィギュアスケートの羽生結弦選手の足の怪我についてコメントを提供し、本日発売の週刊誌『女性自身』に掲載されました。
 
300文字弱の少ないボリュームとなりますが、羽生選手のこれまでの怪我の変遷から今の状態についてコメント提供させていただきました。
 

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羽生結弦選手の怪我の変遷

羽生選手の怪我の変遷は、大別すると以下の通りになります。
 
2016年4月:左リスフラン関節靭帯損傷
6月⇒リンクへ復帰 7月⇒新プログラム着手 9月⇒シーズンイン
2017年11月:右足関節靭帯損傷
2018年2月:平昌オリンピック
2018年11月:ロシア杯で右足関節靭帯損傷
2019年3月:右足関節外側靭帯損傷+三角靭帯損傷+腓骨筋腱損傷
 
 
これら怪我の変遷を見てみると、一番のポイントは「リスフラン関節靭帯損傷」かもしれません。と言いますのも、リスフラン関節靭帯損傷は「左足」でその他の足関節靭帯損傷(捻挫)は全て「右足」だからです。

【関連記事】
フィギュアスケーター羽生結弦に起きた『リスフラン関節靭帯損傷』とは?原因・症状・リハビリを含めた治療方法について解説します

 
2016年の怪我から競技復帰までの経過の詳細は分かりませんが、私が調べた中では上記のようになり、本来であれば、徐々にペースアップしていくところをシーズンに合わせるために相当なハイペースで調整をしていったように思います。つまり、左足とは逆足である「右足」に相当負担が強いられたのではないかと推測します。
 
その後、右足関節の靭帯損傷(右足首の捻挫)を起こしてしまいますが、オリンピックへ間に合わせるためにも相当過酷な調整をしたと思いますし、実際にオリンピックでは金メダルを獲得して、その反面、相当足は酷使したのではないかと考えられます。

また、捻挫というのは軽視されがちですが、先々の腰痛や足の痛みなど身体の不調に影響してきやすい怪我でもあります。捻挫だからといって甘くみないでしっかり治すことが必要です。

インソールを作る際や選ぶ際も、過去に「捻挫」があったかどうかというのはヒアリングとしてとても重要です。

【関連記事】
足首の『捻挫』を軽視するのは危険です。原因やリハビリを含めた治療方法について解説します

 
2019年3月にも同様に足首の靭帯損傷・腓骨筋腱の損傷を起こしていますが、繰り返し右足首の怪我をしているので、おそらく不完全な状態で競技復帰していたのだろうと考えられます。とはいえ、トップアスリートの宿命なのかもしれませんし、そもそもフィギュアスケートは足底面が不安定且つジャンプ・片足着氷があるスポーツなので、捻挫を起こしやすいスポーツとも言えます。

今後は再発が起こらないよう、また、左足への影響も考慮しなければ再び左足の怪我ということにもつながりかねません。

 
ここまで世界を舞台に頂点に立ち続け、足への酷使は相当なものだと思われます。アスリートとしての自分への立ち振る舞いやファン想いの羽生選手なので、今後の選手生活のことも考えて今は怪我を治すことに専念して、また世界の羽生結弦をみせてほしいものです。
 
 

こちら掲載の女性自身は令和1年8月6日火曜日に発売されています

 

こちらの52ページに掲載されています。もしお時間のある方はコンビニで立ち読みでもしてみてください。

 

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井上 直樹
(同)Relate・(同)ALLMERU代表社員/理学療法士の井上直樹です。 このサイトでは一般の方に向けたリハビリの基本的な情報発信を行っております。また、不定期ですが雑誌や新聞などのマスメディア・WEB上のメディアにも情報提供を行っております。リハビリについての適切な情報発信は現在少ないのが現状です。リハビリのことはリハビリの専門職種(理学療法士・作業療法士・言語聴覚療法士)が情報発信するべきだと考えています。コンセプトは誰にでも理解できるように分かりやすく解説していくことです。リハビリに関わるコンサルティング事業を展開しております。お仕事依頼もお気軽にお問合せくださいませ。