目次
アドレス・スイングにおける肩甲骨の役割
ただ、ここではアドレス時のことにフォーカスをあてていますが、バックスイング・ダウンスイング・フォロースルー、全てのスイングレベルにおいて肩甲骨の動きは重要になります。
肩甲骨周りの筋肉が硬いとスイングの妨げになる
- 年齢が高い
- 準備運動しない
- すぐにフルスイング
肩甲骨周りで硬くなりやすい代表的な8つの筋肉
- 大・小菱形筋(りょうけいきん)
- 肩甲挙筋(けんこうきょきん)
- 広背筋(こうはいきん)
- 僧帽筋(そうぼうきん)
- 棘上筋(きょくじょうきん)
- 棘下筋(きょくかきん)
- 大円筋(だいえんきん)
- 小円筋(しょうえんきん)
①大・小菱形筋のマッサージポイント
②肩甲挙筋のマッサージポイント
③広背筋のマッサージポイント
以下の写真のように、フォームローラーなどを使用して行うとより効果的です。
昨年に日経ヘルスという雑誌で、マッサージ方法について指導・監修をさせていただきました。
合わせてこちらも読んでいただけると嬉しいです。
【関連記事】
④僧帽筋のマッサージポイント
⑤棘上筋のマッサージポイント
⑥棘下筋のマッサージポイント
⑦大円筋のマッサージポイント
⑧小円筋のマッサージポイント
肩甲骨の動きを改善させるためのストレッチ・運動方法
①肩甲挙筋のストレッチ
・首を横に回して、そのまま下を向く。
・さらに、伸ばしているほうの腕を後ろに引く。
・首筋が伸ばされていると感じるところで30秒間キープする。
このストレッチは首のストレッチとして行われますが、肩甲骨に付着する肩甲挙筋という筋肉のストレッチなので、肩甲骨の動きにも関与します。
②広背筋のストレッチ
・ゴルフクラブを写真のように持ち、脇が開かないように上に持ち上げる。
・脇が開くとちゃんと伸ばすことができないため注意する。
・伸ばされていると感じるところで30秒間キープする。
こちらの写真はゴルフクラブを使って説明していますが、何も持たずに行ってもらっても構いません。
広背筋は肩甲骨だけでなく、腕と体をつないでいる筋肉なので、腕の可動域にも影響します。
③僧帽筋のストレッチ
・一方の手を頭の上に、もう一方の手を腰にあてる。
・その状態をキープしながら頭を横に倒す。
・伸ばされていると感じるところで30秒間キープする。
頭を横に倒すのと同時に体が倒れてしまわないように注意してください。
筋膜リリース
・立った状態で、一方の手を斜め前に伸ばす(手のひらが顔のほうに向くように)。
・もう一方の手は斜め後ろに引いて、手のひらが後ろを向くように伸ばす。
・この状態に慣れてきたら、赤矢印のように体をゆっくりと回す。
この方法は、肩甲骨だけでなく、体幹や肋骨に該当する部分全体を伸ばしていく方法です。
・座った状態で両手を前に突き出す。
・そのまま肘を後ろに引いて、胸を突き出すようにする。
・肘を少し前に戻し、手のひらが前に向くようにする。
・伸ばされていると感じるところで30秒間キープする。
こちらの写真は、猫背を治すための筋膜リリースの方法です。
猫背は肩甲骨の動きを妨げますので、写真のような筋膜リリースがおすすめです。立った状態で行ってもらっても構いません。
ストレッチポールを使った肩甲骨の運動
・ストレッチポール上に仰向けになり、両手を真上に持ち上げる。
・そのまま今度は肘を床につける。
・この運動を交互に行う。
・ストレッチポール上に仰向けになり、手のひらを床につけて雑巾で床掃除をするように回す。
ストレッチポールは様々な運動を行うことができ、非常に優れたトレーニンググッズだと思います。そんなに高いものではないので、1つ持っておくと重宝しますよ。
まとめ
おすすめの一冊
ゴルフの本はたくさんありますが、こういった類の本は殆どありませんので、貴重な一冊だと思います。
価格もそれほど高くありませんし、一冊持っておいて損はありません。おすすめですよ。
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