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頭痛についての概要
二次性頭痛と呼ばれる、クモ膜下出血や脳腫瘍などのように生命の危機に陥ることのある頭痛もありますので、頭痛がひどい方はまずは病院受診をすることをおすすめします。
頭痛と関連のある筋肉とトリガーポイントの代表例は大別すると5つ
- 僧帽筋 上部線維(そうぼうきん ぜんぶせんい)
- 胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)
- 後頭下筋群(こうとうかきんぐん)
・大後頭直筋(だいこうとうちょくきん)
・小後頭直筋(しょうこうとうちょくきん)
・上頭斜筋(じょうとうしゃきん)
・下頭斜筋(かとうしゃきん) - 板状筋(ばんじょうきん)
・頭板状筋(とうばんじょうきん)
・頸板状筋(けいばんじょうきん) - 半棘筋(はんきょくきん)
・頭半棘筋(とうはんきょくきん)
・頸半棘筋(けいはんきょくきん)
僧帽筋 上部線維
トリガーポイント
胸鎖乳突筋
トリガーポイント
最上部の関連痛は頭頂部と後頭部。肋骨部の深層筋は前頭部の関連痛を引き起こします。
後頭下筋群(大・小後頭直筋、上・下頭斜筋)
大後頭直筋
小後頭直筋
上頭斜筋
下頭斜筋
トリガーポイント
板状筋(頭・頸板状筋)
頭板状筋
トリガーポイント
頸板状筋
トリガーポイント
半棘筋(頭・頸半棘筋)
頭半棘筋
トリガーポイント
頸半棘筋
トリガーポイント
トリガーポイント療法/筋膜リリース
- 上記トリガーポイント画像にある✖印を一定の圧力で30秒圧迫+30秒解放を何回か繰り返す。
- ✖印を一定の圧力で30秒グリグリゆっくりと動かす+30秒解放を何回か繰り返す。
- 上記に示した筋肉に対して、手のひらやゴルフボール、テニスボール、トリガーポイント用のボール、フォームローラーなどを使用して一定の圧力で、ゆっくりと動かす。
筋膜を全体的にリリースしていくには、フォームローラーなどを持っておくのも便利です。
まとめ
冒頭にも書きましたが、頭痛の原因はたくさんあります。中には生死を分けることもある頭痛もあります。
頭痛が引かない、これまで感じたことのない頭痛など、まずは病院受診をすることをおすすめします。
病院受診をして特に問題がない場合、筋筋膜性による頭痛の可能性もあります。
その場合は是非、この記事を参考にしてもらえたら幸いです。
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筋膜博士と呼ばれるくらい筋膜では有名な先生であり、TVなどにも数多く出演されている方です。
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