腕の筋肉が筋肉痛になる原因としては、手打ちになることやゴルフクラブを握っている力が強すぎる(グリッププレッシャーが強すぎる)ことが原因です。
目次
グリッププレッシャーが強くなると関節を曲げる筋肉(屈筋)のストレスが増える
- 腕橈骨筋(わんとうこつきん)
- 橈側手根屈筋(とうそくしゅこんくっきん)
- 尺側手根屈筋(しゃくそくしゅこんくっきん)
- 長掌筋(ちょうしょうきん)
- 上腕筋(じょうわんきん)
- 上腕二頭筋(じょうわんにとうきん)
- 浅指屈筋(せんしくっきん)
このように複数の筋肉が関与します。
特にストレスのかかりやすい筋肉
- 尺側手根屈筋
- 長掌筋
- 浅指屈筋
- 上腕二頭筋
運動のつながり・軟部組織のつながりでストレスのかかりやすい筋肉
筋肉痛を予防するには準備運動とゴルフ練習後のストレッチ・マッサージを行いましょう
ゴルファーは準備運動が極端に少ない方が多いですので、いきなりボールを打つのではなく、まずはストレッチを行いましょう。
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前腕・上腕のストレッチ
方法
- 手のひらを前に向けて、もう一方の手で手首を反らす。肘が曲がらないように注意する。
方法
- 手のひらを平らなところに押し当て、肘を伸ばしたまま圧迫していく。
前腕のストレッチ
方法
- 両手を合わせて、手のひらが離れないように注意しながら、肘を上に持ち上げていく。
- 両手の甲を合わせて、手の甲が離れないように注意しながら、肘を下に下げていく。
大・小胸筋ストレッチ
方法
- 肩を持ち上げ、壁などを利用して固定し、固定したまま体を前に押し出していく。
首~肩のストレッチ
方法
- 首を横に倒し、一方の手を斜め後ろに伸ばす。
- 顔と手を引き離すように伸ばしていく。
マッサージ・筋膜リリース方法
手打ちにならない、下半身主導のスイングを身につける
まとめ
おすすめ書籍
ティーチングプロの資格も持っているようで、ゴルフとバイオメカニクスのことについてここまで理論的に書かれているのはこの本くらいしかありません。
トレーニング方法などもたくさん紹介されていますし、非常におすすめの一冊です。
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