【インソール作製】ふくらはぎの疲労と軽度の腰痛に対するインソール作製。


スポンサーリンク




理学療法士の井上(@Rehacon)です。

 
整体サロン、てぃ〜ださんのモニターを先日受け、その変わりとして私もサロン代表の前川さんのインソールを作ってきました。
 
今後は少しずつインソールの作製症例をブログでもご紹介していきたいと思っています。
 
全てを紹介するには、かなり細かく量も多いので、詳細は割愛しますが、完結にまとめてご紹介していきます。
 


スポンサーリンク



カウンセリング

 
まずはカウンセリングで痛みなど現在の身体のトラブル、過去の怪我などの既往歴について伺います。
 
状況としては以下の通りでした。
 
  • 過去の大きな目立った怪我はなし
  • 両方のふくらはぎが疲れやすい
  • 腰痛は時々あり、特に左側に痛みを感じる
  • 現在特別に痛みを感じているところはない

 

足の計測

 
カウンセリング後はフットゲージとメジャーを使用し、足の計測をします。
 
足の正確な計測は靴を選ぶ場合にとても重要になります。

IMG_2490

フットゲージとメジャー

 
そして、必ず最初に聞くことがあります。
 
「足のサイズは何㎝ですか?」
 
だいたいお答えになるサイズはみなさん実際のサイズよりも大きいサイズです。
 
 
  1. 足長
  2. 足幅(荷重・非荷重)
  3. 足囲(荷重・非荷重)
 
 
これらの計測を行うことで、理想の靴のサイズが分かります。
 
 
実際の数字は個人情報のため割愛します。
 
 
 

靴のチェック

 
インソールを入れる靴を細かくチェックします。
 
  • 表記されているサイズ
  • 元々入っている中敷きの長さのチェック
  • シャンク
  • カウンター
  • 履き口の状態
  • 足指の関節の屈曲点(曲がる部分)
  • 調整具は何か
  • 靴底の状態
 
等々、確認していきます。
 
 
やはり表記されているサイズよりも実際の靴のサイズは大きいことが分かりました。
 
靴のサイズ表記と実際の中敷きのサイズは0.7㎝程の捨て寸がありました。
 
つまり、実際の靴の表記されているサイズよりも実寸は0.7㎝大きいということになります。
 
足の計測と比較してみると、1.7㎝大きい靴を履いているということが分かりました。
 
大人が履く靴の理想の捨て寸は、1.0㎝〜1.5㎝ですので、やや大きい靴を履いているということが言えます。
 
靴底の面は左右とも踵部分の外側が削れていることが分かりました。
 
それ以外は特に問題なし。
 
 

フットプリント

 

フットプリント

足の形態はギリシャ型タイプ。

 
フットプリントからも踵と足の外側に体重がかかっていることが分かります。
 
やや浮き指も認められます。
 
扁平足やタコなどはなし。
 
立位姿勢では、全体的には踵重心ということが分かりました。
 
 

立位姿勢・片脚立ち・歩行のチェック

 
細かくは割愛しますが、分かりやすい評価結果としては以下が挙げられました。
 
  • 左肩下がり
  • 骨盤の回旋は非対称
  • 両側の距骨下関節は過回外傾向
  • 蹴り出しがやや弱い
 
等々が認められました。
 
距骨下関節については以下の記事を合わせてお読みください。
 
 

インソール作製

 
上記評価したうえでインソールを作製しました。
 
一度作製し、動きの再評価を行い、またインソールを修正する。
 
これらを何度か行い、一番良い状態のものを最終的に作製しました。

IMG_2478

1mm単位で調整しました

 
歩行周期のどこでどういう動きを誘導させたいのか、抑制させたいのか、どのくらい効かせたいのか。
 
このような評価をしながら作製していきます。
 
 

数日間経って感想をいただきました

 
井上
 インソールを入れて以降、調子はどうですか?
 
 
前川さん
足が楽でとても助かっています!
 
地に足がしっかりついている感じで、上部体幹の力が抜けている感じです^ ^
 
大事に履きますね!
 
 
こんな風に言っていただけると嬉しいですね。
 
体幹の無駄な力が抜けると、肩こりや腰痛予防になりますので、これはとても良い傾向です。
 
 

まとめ

 
インソール作製の症例を初めてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
 
今回は削りはなしで、1㎜単位で調整させていただきました。
 
流れを見ていただいて分かるように、インソールを作る前に、足の計測・靴の評価がとても大切な要素となります。
 
まずは足と靴のフィッティング、それからフットプリントで足の状態を確認し、姿勢や歩行分析からインソールを作製していくことが大切です。
 
つまり、静的な状態と動的な状態を評価することがインソールを作る上で重要になります。
 
また今後も少しずつインソールの症例をご紹介していけたらと思います。
 
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
 
 
 
 
 

スポンサーリンク



シェアをお願い致します!


日経ヘルス 2017年10月号

女性誌である「日経ヘルス」さんの2017年10月号で、

・肩こり
・腰痛
・脚のむくみ
・腕の疲れ

この4症状に対するセルフケア方法について、指導・監修をさせていただきました。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

井上 直樹

リハビリテーションコンサルタントの井上です。

コンサルタントとはその道のプロが助言や指導をするという意味です。

リハビリについての適切な情報発信は現在少ないのが現状です。
リハビリのことはリハビリの専門職種(理学療法士・作業療法士・言語聴覚療法士)が情報発信するべきだと考えています。

コンセプトは誰にでも理解できるように分かりやすく解説していくことです。

どうぞよろしくお願いします。