療法士に朗報『シーティング』診療報酬算定可能へプラス評価

シーティング

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はじめに

 
理学療法士の井上(@Rehacon)です。
 
 
7月末に厚生労働省より発表された疑義解釈で、
 
シーティングで疾患別リハビリテーション料の算定が可能
 
ということが発表されました。
 
シーティングは療法士にとっては、当たり前に行なっていることだと思いますが、食事場面など、リハビリテーションの介入時間外に行なっていることも少なくありません。
 
そういった意味でも、今回シーティングで保険算定できるということは、非常に大きいことだと思います。
 
保険算定できるとなれば、資料作成や記録の義務などやらなければならないことも増えるかもしれませんが、どういった形でもこのようにプラス評価されるということはありがたいことです。
 
 

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今回発表された疑義解釈について

 
 
いわゆる「シーティング」として、理学療法士等が、車椅子や座位保持装置の適切な姿勢保持や褥瘡予防のため、患者の体幹機能や座位保持機能を評価した上で体圧分散やサポートのためのクッションや付属品の選定や調整を行なった場合に、疾患別リハビリテーション料の算定が可能か。
 
算定可能。この場合の「シーティング」とは、車椅子上での姿勢保持が困難なため、食事摂取等の日常生活動作の能力の低下をきたした疾患に対し、理学療法士等が、車椅子や座位保持装置上の適切な姿勢保持や褥瘡予防のため、患者の体幹機能や座位保持機能を評価した上で体圧分散やサポートのためのクッションや付属品の選定や調整を行うことをいい、単なる離床目的で車椅子上での座位をとらせる場合は該当しない。

引用元:厚生労働省HP

 
 
このように発表されています。
 
注目すべきポイントは、単なる離床目的で車椅子座位をとらせる場合は算定できない。という点でしょうか。
 
 

離床は積極的に行う必要がある

 
 
「単なる離床目的」というのはなかなか難しい表現ですが、離床させることは呼吸循環機能を考えても重要なことですし、認知機能の予防にもなります。
 
 
ただ、在宅だけでなく、施設などにも私は行きますが、せっかく離床させてくれているにも関わらず、座位保持姿勢が悪いケースというのは残念ながら非常に多いです。
 
人手不足というのもあると思いますし、単純に療法士なら普通のことが、療法士ではない方からすると単純に知らないというだけなのかもしれません。
 
ただ、座位姿勢が悪いというのは、先日の記事にも書いた、食事姿勢嚥下摂食機能にも関わってくることです。
 
離床した際には、良肢位をとれるように介入していくことが大切です。
 
なかなか時間の都合上、施設入所している方全員を評価することは難しいですが、定期的に療法士が介入してアセスメントだけでもする必要性を感じています。
 
どのように関わっていけるかは、私自身、今後考えていかないといけない課題です。
 
疾患別リハビリテーション料として算定するものですので、回復期病棟などが該当してくると思いますが、療法士と病棟とで協力して行うことはもちろん、病棟と良好な関係性を作っていけるとより介入しやすくなります。
 
是非、回復期病棟に勤務する療法士は、身体機能改善・認知機能改善・ADL改善のために、積極的に離床に関わっていって、そして、ちゃんと診療報酬を算定するようにしていってください。
 
 

おわりに

 
社会保障費は財源がなく、今後厳しくなることは様々なところで言われていることですが、今回のようにプラス評価をしてくれたということは、やはり協会や政治に療法士が関わるようになったお陰だと思います。
 
シーティングの算定が疾患別?という疑問はありつつも、プラスになる部分は積極的に行い、FIMなどでしっかり数値的な結果を出していくことはとても重要なことですね。
 
【関連記事】
 
こういうことをコツコツ続けていくことで、またプラス評価してもらえる部分を期待したいですね。
 
この疑義解釈は以下のリンクで読めます。

 
それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
 
 

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ABOUTこの記事をかいた人

井上 直樹

リハビリテーションコンサルタントの井上です。

コンサルタントとはその道のプロが助言や指導をするという意味です。

リハビリについての適切な情報発信は現在少ないのが現状です。
リハビリのことはリハビリの専門職種(理学療法士・作業療法士・言語聴覚療法士)が情報発信するべきだと考えています。

コンセプトは誰にでも理解できるように分かりやすく解説していくことです。

どうぞよろしくお願いします。