理学療法士の井上(@Rehacon)です。
いつも共感です。踵体重が多くて浮き指の人が本当に多い。 https://t.co/XfSsaargY1
— 井上直樹(理学療法士) (@Rehacon) 2016年7月12日
【Key word】浮き指・フットプリント・予防
【対象者】すべての方
目次
浮き指とは
フットプリントの詳細
この3例は全て「浮き指」です。
但し、指の部分が強く色がついてしまっているのも前足部荷重となり、それはそれで間違っています。
バランス的には、片足「踵(かかと)35%・母趾球(親指の付け根部分)10%・小趾球(小指の付け根部分)5%」くらいの荷重量が理想なので、足指部分は踵と比較して1/3程度色がついているのが理想だと個人的には感じています。
フットプリントから分かること
- 足裏のどこの部分に体重がたくさんかかっているのか、かかっていないのか
- アーチの形状
- 足の形:エジプト型・ギリシャ型・方形型
- 足の変形:外反母趾・内反小趾・槌趾 など
- 足のサイズ
等々、たくさんの情報が分かります。
こういう情報が分かることでインソールを作ることはもちろんのこと、痛みが出やすい場所なども推測ができますし、浮き指が認められれば歩行時の推進力が弱いんじゃないか?などの歩行分析をするうえでも有効な情報になります。
勤務先で買ってくれるところは是非導入をおすすめします。
私は個人的にフットプリントをたくさんとりたいので、自分で買いました。
でもそのくらい価値のあるものですよ。
専門家の方にはおすすめです。
浮き指はなぜよくないのか
浮き指の予防
- 適切なサイズの靴を選ぶこと
- 足の指のトレーニングをすること
- インソール(中敷き)を入れること
適切なサイズの靴を選ぶこと
足の指のトレーニングをすること
- タオルギャザー
- カーフレイズ
この2つが有名な運動で簡単に行えます。
以下の関連記事に運動方法は説明していますので、合わせてお読みください。
インソール(中敷き)を入れること
まとめ
浮き指は本当に多いです。
私はこれまでフットプリントを相当数とってきていますが、データをとっているわけではないので正確な数字じゃないですが、80%は浮き指です。
浮き指が改善するだけで膝の痛み・腰痛がなくなったり、歩くスピードがあがったり、歩行時の安定感が出たりと良いことだらけです。
浮き指は病気ではありませんが、とても重要な身体のサインだと私は思っています。
是非、参考になれば幸いです。
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