『新人理学療法士』が読んでおくべきおすすめ参考書18選!セミナーに行く前に本に投資しましょう!

新人理学療法士おすすめ参考書18選

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<2017年6月5日追記>

理学療法士の井上(@Rehacon)です。

 
 
国家試験を合格した新人理学療法士の皆さん、本当におめでとうございます!
 
就職して色々不安も多いと思いますが、焦らず、小さいことをコツコツ積み上げていってくださいね。
 
そうすれば、必ず結果を出せる理学療法士になります。
 
すぐに効果が出る方法!とか、10分で治せる!とかそんな誇大広告が今は当たり前のようにSNSでは出ていますが、そんなことは絶対にありませんのでコツコツ積み上げていってください。
 
変なセミナーにお金を取られないように気をつけてくださいね。
 
10分で効果は出せますが、絶対に元に戻ります。
そんな新人理学療法士さんへ向けて、読んでおくことをおすすめしたい書籍をご紹介していきます。
 
是非参考にしてみてください。
 


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やっぱり基本は「解剖学・生理学・運動学」

 

解剖学「プロメテウス」

 
プロメテウスは解剖書では凄くメジャーな専門書です。
 
解剖学といえばプロメテウスというくらい、解剖学のバイブル書です。
 
カラーで非常に見やすいですし、細かく解剖を学ぶことができます。
 
今は便利な時代で、凄い解剖アプリも存在しますが、やはり専門書は手元に置いておくべきです。
 
最初のうちはこれだけでもいいというくらい読んでおくべき解剖書です。
 
 

生理学(カラーイラストで学ぶ集中講座)

 
生理学は人間の体の働き・現象を理解するには重要です。

この本の良いところはカラーイラストで読みやすく、重要なことが非常にうまくまとまっていますので、理解しやすいです。

生理学は解剖学と並び基礎中の基礎ですので、読み返すことをおすすめします。

 

運動学「筋骨格系のキネシオロジー」

 
これも運動学のバイブル書です。
 
基礎運動学は授業でも多く使用しますが、臨床に出て役立つ運動学といえばこれです。
 
最初のうちは難しいと感じますが、解剖学と一緒に勉強していくと理解が段々と深まっていきます。
 
どんな疾患にしても、理学療法士は運動学がベースになります。
 
運動学を学ぶ上ではこの筋骨格系のキネシオロジーは押さえておきたい1冊です。
 
 

触診関連

 
触診も理学療法士であれば基本中の基本です。

私の出身校は触診に非常に力を入れている学校で、1年生の時から毎週3年間触診を学び続けました。

実習前には、よく学校の先生から「筋肉を触診して触れる」とか絶対に言うなと言われていました。

「でも、間違いなく君たちはその辺のバイザーよりは明らかに触診技術がある」なんてことも先生は言ってましたが、それくらい触診に力を入れている学校でした。

その甲斐あって、臨床に出てからは非常に役に立っていますし、触診ができないと適切な評価も治療も行えません。

触診の本は必ず持っておいて、尚且つ徹底的に触る練習をしてください(できれば水性ペンで地肌に筋肉を書く練習をしてください)。

 

運動療法のための機能解剖学的触診技術 上肢・下肢・体幹

 
 
この触診の本はカラーで非常に見やすいのが特徴です。

エコー所見なども載っていますし、触診のポイントも非常に分かりやすく提示されています。

触診本で迷ったらまずこの本でいいと思います。 

 
 

歩行関連

歩行分析は理学療法士の特化した領域といえます。

おそらく、理学療法士が一番歩行分析を勉強してきていますし、一番得意分野でもあります。

それでも、歩行に苦手意識を持っている方も多いですが、以下に紹介する2つの参考書をベースに勉強することをおすすめします。

あまり難しく考えずに、シンプルに考えることが歩行分析では重要です。

 
 

ペリー歩行分析 正常歩行と異常歩行

歩行分析といえばこのペリー歩行分析ではないでしょうか。歩行分析のバイブル書ですね。

異常歩行の原因と問題点の捉え方など非常によく書かれている内容になっています。

 
 

観察による歩行分析

元々私が学生だった頃に学んだ歩行周期とは違い、新しい考え方で提示されています。

もしかしたらこれが今のスタンダードなのかもしれませんが、イラストも大きくとても見やすいですし、異常歩行も非常に捉えやすくなります。

私も歩行分析で迷ったらパラッと見返す本です。おすすめです。

 
 

運動器関連

 

運動器疾患の「なぜ?」がわかる臨床解剖学

 
これは本当に素晴らしい1冊なのですが、解剖の図がとても細かく見やすいため臨床でのイメージが湧きやすいというのが特徴です。
 
解剖学と運動学をうまく理論立て、疾患ごとに検査方法なども説明されていて臨床に役立つ内容が満載です。
 
運動器系の本で何を買うか迷っている方はまずこの本を買って損はないです。
  
理学療法士としては、こういうところから臨床を展開していけるようになると説得力も増していいですね。
 
 

結果の出せる整形外科理学療法

 
整形外科の専門病院や整形外科外来のクリニックで働く方は持っておくことをおすすめしたい本です。
 
足、インソールで有名な故・入谷誠先生、皮膚の福井勉先生、肩の山口先生、リハビリ業界では超有名人であり、それぞれの特化した分野を確立してきた先生方です。
 
タイトルの通り、結果を出すために読んでおいて損のない本です。
 
私は整形外科のクリニックに転職した時、まずこの本を手に取り購入しました。
 
未だに読み返すことは多いですし、非常におすすめの本になります。
 
 

脳卒中関連

 

脳卒中最前線

 
脳卒中最前線も定番中の定番です。
 
脳卒中の基礎的な部分からリハビリテーションまで幅広く学ぶことができます。
 
急性期や回復期で働く方は読んでおくことをおすすめします。
 
 

脳卒中理学療法の理論と技術

 
この本の執筆者は脳卒中では有名な、吉尾先生と原先生です。
 
吉尾先生の勉強会には数多く行きましたが、研究などもしながら臨床にあたっていますし、エビデンスレベルが非常に高いです。
 
最近は全然行っていませんが、吉尾先生の勉強会は非常におすすめです。
 
こちらの本では、「エビデンスに基づく治療理論を技術として臨床に導入する」というコンセプトのもと執筆されています。
 
この本も脳卒中に対するリハビリテーションでは参考にすべき内容が満載です。
 
是非読んでみてください。
 
 

離床・フィジカルアセスメント・リスク管理関連

 

実践!早期離床完全マニュアル・フィジカルアセスメント完全攻略Book

 
急性期や療養病棟・訪問領域で働く方は必須な離床やフィジカルアセスメントの知識。
 
特に急性期では、離床させることに意義があります。
 
でも離床には「攻めの離床」「守りの離床」というのがあり、離床させることで患者様へ不利益を与えることもあります。
 
また、様々なモニターやラインがついていれば、それに対する知識、扱い方などの知識は必要になります。
 
この辺りを理解するには、この早期離床の本やフィジカルアセスメントの本は手元に置いておきたい1冊です。

こちらの執筆者は理学療法士ですし、過去にセミナーにもたくさん参加しましたが非常に勉強になるセミナーです。

 
値段も安価で内容は濃いので、非常におすすめです。

この2冊あれば十分対応できます。

 
このブログでも離床やフィジカルアセスメントについてはまとめていますので、是非参考にしてみてください。
 
 
 

理学療法リスク管理マニュアル

 
理学療法士にとって「リスク管理」は非常に重要です。

特に急性期病院で働いている方は必須の内容ですが、私は学生時代から聖マリアンナ医大の先生方が執筆された本を参考にしているため、こちらの本をおすすめします。

初版から内容はとても充実していましたが、この本が手元にあるというのは非常に心強いです。

疾患ごとにどんなリスクが考えられるか、どう管理していく必要があるのか、等々細かく書かれていて非常におすすめです。

特に急性期で働いている方は1冊持っておくことをおすすめします。 

 
 

徒手療法関連

 

系統別・治療手技の展開 改定第3版

 
理学療法士は徒手療法を必ず行います。
 
やっぱり技術職ですし、治せる技術というのはあるに越したことはありません。
 
ただこの業界の問題点でもあると個人的に思いますが、何か1つの技術にこだわる人が非常に多いです。
 
もちろん軸は必要なので、何かベースになるものはありますし、必要なのですが、やっぱり必要なのは「引き出しを多く持つ」ということだと思います。
 
そういう意味でも、徒手療法のとっかかりとしてこの「系統別・治療手技の展開」は様々な徒手療法の入門であり、おすすめしたい1冊です。
 
 

整形徒手理学療法

 
こちらの本は、日本運動器徒手理学療法学会を運営する先生方が執筆された本です。
 
私が所属するGPTJapan代表の宇於崎先生も理事をされており、この本の編集者でもあります。
 
ここの団体は「正確で安全な知識と技術」をコンセプトにカルテンボーン技術をベースとしています。
 
私は参加したことがないので詳細は分かりませんが、ここのコースを修了すると「OMPT」を名乗れるようになりますが、とにかく長い期間の研修と試験をクリアしないといけません。
 
それだけ価値のあるものなのかもしれませんね。
 
関節モビライゼーションなどの基本的な部分などが丁寧に説明されています。
 
 

その他に私がおすすめする参考書

 
その他に私個人的に、これまで勉強してきて読んでおくことをおすすめしたい書籍をいくつかピックアップしてご紹介します。
 

アナトミートレイン

筋膜は今ものすごく注目されている組織です。
 
巷では筋膜について間違った見解も多いですが、筋膜といえばアナトミートレインというほど筋膜のバイブル書です。
 
この本は治療的な要素は少ないですが、筋膜とは何か?筋膜の連結を知るためにはまず読んでおいて損のない1冊です。
 
アナトミートレインをベースとした治療技術の本も出版されており、こちらもおすすめの1冊です。
 
 

運動機能障害症候群のマネジメント理学療法評価・MSIアプローチ・ADL指導

 
理学療法士は姿勢やアライメントのチェックを毎日のように行います。
 
各部位の運動学が細かく記載されていて、そこから検査方法・運動療法が丁寧に解説されていてうまく体系化された内容です。
 
MSIアプローチは理学療法士だけでなく、ボディワーカーの中でも非常にメジャーな方法の1つですね。
 
運動学をベースとする理学療法士は、必須の1冊だと個人的には感じています。
 
 

まとめ

 
新人理学療法士さん向けに読んでおいて損のない専門書を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
 
ここで紹介した本は、新人からベテランまで幅広く読むことができる本だと思っていますし、未だに何度も読み返すことの多い本です。

是非、参考にしていただけたら幸いです。

 
 
 
 

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ABOUTこの記事をかいた人

井上 直樹

リハビリテーションコンサルタントの井上です。

コンサルタントとはその道のプロが助言や指導をするという意味です。

リハビリについての適切な情報発信は現在少ないのが現状です。
リハビリのことはリハビリの専門職種(理学療法士・作業療法士・言語聴覚療法士)が情報発信するべきだと考えています。

コンセプトは誰にでも理解できるように分かりやすく解説していくことです。

どうぞよろしくお願いします。