【近未来の医療】2035年の医療はどう変わる?遺伝子検査は当たり前になる。

2035年の世界

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理学療法士の井上(@Rehacon)です。
 
 
今は2017年、2035年はあと18年後。
 
18年後、この世の中の医療事情はどうなっているのでしょうか。
 
年々年を重ねると感じますが、10年なんてあっという間ですよね。
 
10年も経てば時代は大きく変わり、18年も経てば、どうなってるんでしょう。
 
2035年を独自の観点で予測した高城剛さん著書
 
2035年の世界
 
この本が面白かったのでシェアしたいと思います。
 
この記事では医療分野について書評をしていきます。
 
 
 


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遺伝子情報を元にした「オミックス医療」になる

 
親から子供に、身体的な特徴が「遺伝」するのはよく知られています。
 
この特徴を決めているのが「遺伝子」です。
 
遺伝情報はどの細胞にも存在する「DNA」の並び方で決まっています。
 
引用:MY CODE
 
 
オミックス医療とは、遺伝情報を元にした医療のことをいいます。
 
シンプルに考えて、遺伝子を簡易的にチェックすることで、自分はどんな病気になりやすいのか、どんな体質なのかを知ることができます。
 
これはとても有意義なことだと思いますが、日本では2014年にサービスが開始されたそうですが、まだまだ浸透しているとは言えません。
 
色々調べていると、日本での簡易的遺伝子検査はまだまだ精度も低い印象ですが、今後は間違いなくこういったオミックス医療は発展していくと考えられますし、期待もしたいですね。
 
 

体質改善は可能なのか?

 
たまに「生活習慣を変えて体質を改善する」という人がいるが、あれは幻想だ。
 
遺伝子によって決定された体質は、生まれてから死ぬまで基本的に変わらない。
 
痩せたければ、体質を変えるのではなく、体質に合わせるべきなのだ。
 
遺伝子検査によってわかるのは、最適なダイエット法ばかりではない。
 
たとえば遺伝子を調べれば、自分に向いている職業やスポーツがわかる時代が到来する。

本書より引用

 
これは個人的にはとても興味深い話しでしたね。
 
体質改善は可能だと思っていますし、実際に漢方などで体質改善して症状が軽減したり、改善することもあるからです。
 
ただ、「痩せたければ、体質を変えるのではなく、体質に合わせるべきなのだ。」
 
ここがポイントだと思いましたが、遺伝子検査によって体質が分かっていれば、それに合わせたダイエットや病気の予防の「精度が上がる」ということが言えるのかなぁと…
 
引用の最後に書いた、自分の向いてる職業やスポーツまで分かる時代がきてしまったらとんでもない世界になりますね。
 
そういう選手同士がぶつかりあったら、これはこれで面白い戦いが観れそうでちょっと興味深いですが、全く想像がつかないです…
 
職業もスポーツも向いてるからと言ってやるかどうかは本人が決めることですし、そういう世界があっても面白いかもしれませんね。
 
 

東洋医学でいう「未病」が今後の医療の中心になる

 
現在は健康でも潜在的に病気を抱えている状態を「未病」といい、今後は未病への対応が医療の中心になる。
 
そこでも「オミックス」と呼ばれる遺伝子情報をもとに一人一人に最適化した医療が行われることになる。

本書より引用

 
東洋医学では、現時点では健康だが、潜在的に病気を抱えている状態のことを「未病」という。
 
現在の医療は発病を防ぐ「予防」と発病した後の「治療」が中心だが、これからは未病に対しての中間的な予防・治療が重要な時代になる。

本書より引用

 
私自身、東洋医学のことはあまり理解していませんが、未病という言葉はよく聞きます。
 
この未病を東洋医学ではどう捉えているのかは分かりませんが、これからは遺伝子検査によってこれらが分かるようになるのでしょう。
 
これは国にとっても無駄な医療費を抑制することができますし、力を入れていく分野になることが予測されます。
 
 

国もオミックス医療を推奨し始める

 
各国で医療費の増大が問題になっている現状を考えると、いずれ国もオミックスを推奨し始めるだろう。
 
おそらく2035年には、国から補助が出て誰でも無料、もしくは安価で遺伝子検査を受けられる時代になっていると考えられる。
 
なぜなら、そのほうが結果的に安くつくからだ。
 
障害になるのは、多くの人が病気にかかったほうが儲かる既存の医療機関および製薬会社ということになるだろう。
 
重複した内容になりますが、著書に書かれている通り、増大し続ける医療費の抑制のため、オミックス医療は推奨されるようになると思います。
 
自分も医療機関に勤めてるので何とも言えませんが、とにかく薬の処方量は多すぎると感じてしまいます。
 
「薬を飲んだらもうお腹がいっぱいなのよ。」
 
こう患者さんが仰るのは例外ではなく、本当に多いと現場レベルで感じます。
 
まあ、大人の事情もあると思いますが、これからは引用した通り、オミックス医療がベースになって補助金が出る。こういう時代になっていくだろうと思います。
 
 

簡易的遺伝子検査キット

 
色々調べていると、結構あるんですね。
 
調べられる項目の違いによって値段もバラバラですし、あくまで推測ですが、まだまだ精度が低いものも多いはずです。
 
現段階では試す程度の感覚でやってみるのも面白いかもしれませんね。
 
ただ、結果を気にしてしまう方は、現時点ではやらないほうがいいかもしれませんね。
 
 
 

まとめ

 
今、医療や介護業界は大きな変革期に差し掛かっています。
 
遠隔医療もだいぶ進んできていますし、リハビリ分野でもリハロボなどが試験的に行われていたりします。
 
10年前には想像できなかったのではないでしょうか?
 
オミックス医療、著書では2035年と言っていますが、もっと早い段階で当たり前の時代になるかもしれませんね。
 
医療だけでなく、幅広い分野のことを高城さんが独自の観点で書いていて、非常に面白い本でした。
 
是非読んでみてください。おすすめです!
 
それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
 
 
 

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ABOUTこの記事をかいた人

井上 直樹

リハビリテーションコンサルタントの井上です。 コンサルタントとはその道のプロが助言や指導をするという意味です。 リハビリについての適切な情報発信は現在少ないのが現状です。 リハビリのことはリハビリの専門職種(理学療法士・作業療法士・言語聴覚療法士)が情報発信するべきだと考えています。 コンセプトは誰にでも理解できるように分かりやすく解説していくことです。 どうぞよろしくお願いします。