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目次
話し手:理学療法士 勉さん
腰椎椎間板ヘルニア:診断内容
診断名:L5ーS1椎間板ヘルニア
術式:L5ーS1椎間固定術・骨移植術
手術日:2018年2月中旬
退院日:2018年3月上旬
腰椎椎間板ヘルニアと診断されたのはいつ?
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初期症状とその経過
はじめは長く歩くと少し痛いかな?という程度でしたが、歩ける距離がどんどん短くなっていき、一番酷いときは10m歩くと激痛で立ち止まらないと歩けないというところまで悪化していきました。
歩いたり、腰を反ったりすることで腰や下半身に痛みやしびれの症状が増強されます。腰をかけて「腰を丸めて休憩」すると症状が落ち着き、また歩けるようになります。このことを間欠性跛行といいます。
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日常生活で大変だったこと、試した治療方法とは?その効果とは?
手術に踏み切った理由と術後の経過
MRIを撮ると、L5-S1間の椎間板が半分以上後ろに逸脱しており、脊柱管に入り込んでいました。先生の見立てでは、ヘルニアが酷いので、関節鏡の適応ではなく、椎弓の一部を切除して椎間板を抜去し骨移植、後方からボルトとロッドで椎間固定をしましょう。とのことでした。
脊椎固定術は今後のことも考えると避けたかったのですが(ボルトとロッドは一生抜かないので)、先生からは椎間関節の不安定性があり、関節鏡では再発の可能性が高いこと、一椎間固定なので術後半年以上経ったら制限なくスポーツをしても大丈夫だと言われたこと、また、日常生活にも仕事にもかなりの支障があったので、手術を受ける決断をしました。
私が理学療法士だからかどうかは分かりませんが、理学療法士のリハビリは受けませんでした。先生からは、仕事内容を加味すると仕事復帰は術後3ヶ月後と言われていたので、退院後も自宅療養を余儀なくされました。少しずつ動くようにして、かなり動けるようになったと実感したのは5月に入ってからですね。術後3ヶ月の定期受診後、自宅内では硬性コルセットはなし、外出時や仕事中は着用するよう指示されています。
実際に患者として入院・手術を経験したことで患者さん目線での考え方、不安な気持ちなどを実体験できました。今は仕事復帰したばかりなのですが、今後はこの経験を活かして、より患者さんへ寄り添った視点で接することができるようになれればと思っています。
手術をするかどうか悩んでいる方へ一言
人によりますが、ヘルニアは自身の細胞の貪食作用で飛び出た部分が消える場合があります。それを期待していたのですが、私の場合、症状は悪化していくばかりでしたので、仕事や日常生活に支障が出るようになってしまったら手術は覚悟した方がいいかもしれません。
また、長く我慢してしまうと私のように関節鏡での低侵襲手術の適応ではなくなったり、長い圧迫により神経自体が変性してしまうために術後も麻痺やしびれが残る場合もあります(私自身、坐骨神経痛はなくなりましたが、足首周りの鈍い感覚はまだ残っています)。
椎間の移植骨(切り取った椎弓を崩して移植)の骨化が完成するのは術後1年程度かかるそうです。半年を過ぎたら少しずつでも身体を作り、また趣味のテニスができるように仕事も身体作りも頑張っていきたいと思います。
最後に
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