みなさんこんばんは。
PT井上(@Rehacon)です。
ビタミンDは骨の維持のために重要で、血液中のビタミンD濃度の低い#変形性膝関節症 の患者さんは症状も悪化しやすいと言われています。#ビタミンD を#サプリメント で補充すれば改善するのか検証を行った研究報告を紹介します。https://t.co/qFzuGCbdMz
— MEDLEY-オンライン病気事典 (@medley_life) 2016年4月23日
膝の痛みにグルコサミンとコンドロイチンの摂取だけではどうにもならない。サプリメントは栄養補助食品であって即効性のある薬とは違います。https://t.co/GfjMc665zk
#膝の痛み #グルコサミン #コンドロイチン #サプリメント— 井上直樹(理学療法士) (@Rehacon) 2016年4月25日
目次
骨を強くするにはカルシウムだけでは不十分
ビタミンDについて
ビタミンDに関わる食品
ビタミンD異常による病気
ビタミンD欠乏で起こる病気
- くる病
- 骨軟化症
- 骨粗鬆症 など
ビタミンDの値が低い変形性膝関節症の方413人を対象者とした研究
変形性膝関節症があり、血液のビタミンD濃度の値が低い患者さん413人を対象として、ビタミンDによる改善があるかどうかをみる研究を行いました。その研究では、平均年齢63.2歳の413人を、ビタミンDのサプリメントを月に1回服用するグループと有効成分のないプラセボ(偽薬)を服用するグループに分けて、2年間の観察を行いました。※引用:MEDLEY
検証結果
413人の参加者のうち、340人が試験を終了した。血清25-ヒドロキシビタミンD値は、プラセボ群(6.7nmol/L)と比較し、ビタミンD群(40.6nmol/L)が2年間で増加した(P<0.001)。脛骨軟骨容積およびWOMAC疼痛スコアの年次変化に有意な差はなかった。脛骨/大腿骨軟骨欠損および脛骨/大腿骨髄病変の変化に有意な差はなかった。有害事象(患者あたり1件以上)は、ビタミンD群では56人、プラセボ群で37人に発生した(P=0.04)。
※引用:MEDLEY
まとめ
ビタミンDのサプリメントを飲んでも、飲まない群と比較して特に差は見られなかった研究結果。むしろ何かしらの悪影響があったのはサプリメントを飲んだ群。早めに専門医に受診しましょう。https://t.co/6PvynaP2F4
— 井上直樹(理学療法士) (@Rehacon) 2016年4月23日
日光を浴びると皮膚からビタミンDが生成できるって聞いた記憶があります…確か…笑
なので、寝たきりの人を離床して車椅子に乗ってもらって外散歩するとか日光浴びるって、生理学的にも効果あると思うんですよね!
あと精神衛生上、日光浴びるの大事だと思いました。
コメントありがとうございます。
おっしゃる通り、日光はビタミンDを作ると言われています。
屋外に出ることは医学的にも精神的にも良いと思います。