前回の記事で、
”【完全保存版】セラピストがメディアにみつけてもらうためのインプット方法とブログコンテンツの作成方法”
本当は1記事完結としたかったのですが、5000文字を超えるボリュームになってしまったので、2部構成として今回は第2弾をお届けしたいと思います。
前回は「情報収集とコンテンツ作成に対しての戦略」を主なメインコンテンツとしてお伝えしました。
今回この記事では、セラピストがメディアに見つけてもらうための「サイト動線の作り方」にフォーカスを当ててお伝えしていきます。
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Googleはユーザーファーストを徹底している。EATが重要なポイント。
皆さんご存知の通り、今年に入ってGoogleのアルゴリズムのアップデートが頻繁に行われています。
つい先日あったコアアルゴリズムのアップデートでGoogleは以下のように公式発表しています。
今週は、1年に何回も行うように、幅広いコアアルゴリズムのアップデートをリリースしました。このようなアップデートについての私たちのガイダンスは、3月と同じままです。
3月の内容とは…
最も重要な要素全体のページ品質評価を選択する際に考慮すべき最も重要な要素は次の通りです。
専門性、権威性、信頼性:これは重要な品質特性です。あなたの評価を知らせるために、以下の追加要因に関する調査を使用してください。
ー中略ー
ウェブページ/ウェブサイトが有する、専門性、権威性、信頼性(EAT)の量は非常に重要です。メインコンテンツの質と量、ウェブサイト情報、ウェブサイトの評判はすべてEATにウェブサイトを知らせる。
EATを重要視しているということは、とにかく「ユーザーファースト」。これに尽きます。
自分のブログやサイトは、どんな専門性をもった人が運営していて、どんな人が記事を書いているのか。そして、実名なのか。
どんな資格を有していて、どんな実績があるのか。本当に信用できる情報なのか。
こういった点は非常に重要なポイントとなります。
もちろん、SEOという観点で重要なポイントではありますが、SEMという観点で考えた時にとても大事なポイントになると個人的には思っています。
SEOに関してはこの記事の趣旨ではありませんので割愛しますが、この記事のフォーカスポイントとして「メディアに見つけてもらう」ということにおいても、EATは極めて重要なポイントとなります。
前回の記事でも書いたように、出版社や編集の担当者もEATをネットで調べています。
つまり、テーマに沿って調べて、実際にその内容を書いている人はどんな専門性があって信頼のできる人なのか。ここを必ず調べています。
ですので、必ずユーザーファーストとして実名顔出しは当然のことながら、「分かりやすいサイト動線を組んでいる」ということはマストとなります。
それでは、以下にそのサイト動線をどのように作っていくのかをそれぞれ説明をしていきます。
メディアに見つけてもらうためのブログ動線の作り方 〜メニュー編〜
それでは、本題に入っていきますが、メディアにみつけてもらうにはある程度アピールが必要です。
まず、ブログのメニュー(グローバルナビゲーション)の中に取材依頼や執筆依頼のお問い合わせフォームを作ります。
- どんな内容をお伝えすることができるのか
- 自分の得意分野はどんなことなのか
- これまでの実績
こういった内容をそのページに加えるとよりメディア関係者は分かりやすくていいです。
これまでの実績というと、大体の人は実績なんてないと思いがちです。
でも、絶対に何かしらあるんですよ実績って。
実績は良いか・悪いかではなく、あるか・ないか。です。
何でもいいんです。
例えば、外部でセミナー講師をやっていないとしても、院内で他部署に勉強会を開いたことのある方も多いと思いますし、地域のケアマネージャーに勉強会を実施したことのある方もいると思います。
それも立派な実績です。
自分の住んでいる地域の商工会議所などでは、無料開催であれば比較的セミナーを組みやすいです。
無料でも活動実績を作る上では非常に有効な手段だと思いますし、地域の方々に良い情報をお届けできるというメリットもあります。
振り返ってみたら小さくても色々やってきた実績は必ず誰にでもあるものです。
こんなの実績にならないとは思わずに、恥ずかしがらず実績を書くようにしましょう。
ここまで書いてきたように、自分なりのエッセンスを加えて、取材依頼や執筆依頼専門のお問い合わせフォームを作成してみてください。
メディアにみつけてもらうためのブログ動線の作り方 〜ウィジェット編〜
続いてやることは、ウィジェットにプロフィールやこれまでの実績を作ることです。
個人的にはこれが一番重要だと思っています。理由は後述します。
ウィジェットはパソコンで見れば基本的に画面右側に位置します。スマホであれば記事が終わった後に位置します。
ここの部分は結構見られていると思っていいです。メニューからお問い合わせにつながる場合もありますし、ウィジェットにもお問い合わせフォームのリンクを貼り、そこから受注できるような仕組みにします。
- 実名
- 所属先(問題なければ)
- 取得資格
- セミナー実績
- メディア実績
- ライター実績
- 論文実績
- その他
このサイトのように、ウィジェットにもできるだけ詳細にプロフィールやこれまでの実績を記載してください。
意識すべき点はEATです。
僕が取材依頼を受けたきっかけとして、検索流入から記事を見つけてもらい、ウィジェットで実績を見て、そこから詳細プロフィールに飛んで、取材依頼・お問い合わせフォームに飛んで依頼を受ける。
話しを聞くと、このパターンが多い印象です。そういった経験からもウィジェットを強化して作りこむことでチャンスは広がります。
メディアにみつけてもらうためのブログ動線の作り方 〜CTA編〜
CTAとは、Call To Actionの略です。
つまり、記事終わり直後のアクションを意味します。
ただ、CTAを利用するには、1つはメディア実績がほしいところです。なので、初心者向けではないですが、ここまで説明してきて1つでもメディア実績ができた人が対象となります。
記事終わりにどんなメディア実績があるのかを設定することで、どの記事でもCTAが表示されます。
常にCTAが表示されることで、探しているメディア関係者さんの目にとまりやすくなります。
まとめ
2部構成としてお届けした「セラピストがメディアに見つけてもらうためのブログ運営論」いかがでしたでしょうか。
僕自身は最近メディアを意識したコンテンツ制作はしていないのですが、つい先日、新たに取材依頼を受けました。
クローズド媒体ですが、約5万人に届くメディアに掲載される予定です。
これはコンテンツ内容だけでなく、間違いなくサイト動線の作り方が好影響をもたらしてくれています(この案件については掲載されたのち紹介させていただきます。)。
但し、確実にこれでメディアから依頼があるかといえばそんなに甘くはないですが、少なくとも再現性は確認しているので、戦略として取り入れてもらうのは非常に有効だと自負しております。
これからのブログ・サイト運営においてEATは必須事項ですので、改めてプロフィールや実績記載など見直してみてもよいのではないでしょうか。
少しでも参考になれば嬉しいです。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。
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