ブログをベースとした『オウンドメディア』の構築は介護事業者が集客する1つの手段になる。


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理学療法士の井上(@Rehacon)です。
 
 
今年に入ってブログ運営の記事をいくつか書いてきました。
 
 
タイトルにあるオウンドメディアとは、「自社・企業のサイト」のことを指します。
 
私が普段仕事でデイサービスや施設を調べたい時、介護事業者さん達のホームページを見ようと検索してみても、実際にホームページやブログ等のサイトがない施設さんが凄く多いです。
 

また、あったとしてもスマホ対応していなかったり、凄く古いホームページがそのまま残っていて更新されていなかったりすることが多いです。
 
今後介護事業は厳しくなります。また、デイサービスなどの通所サービスは乱立しており、集客するのに非常に苦労していると思います。
 

 
例え素晴らしいサービスを提供できたとしても、お客様が来てくれないことには意味がありません。
 
口コミやチラシ、営業で集客をするのももちろん大切ですが、これからの時代、「オウンドメディアを構築して集客をする」ということは必須です。
 
団塊の世代の方々が介護サービスを利用する時は、まず、ネットで調べるという時代はもうすぐそこまできています。
 
SEOなどのことも考えると、なるべく早く構築しておくことをおすすめします。
 
そして、介護事業者さんがしっかりオウンドメディア構築しているところは現状凄く少ないですので、今やればそれ自体が特化したものになりますよ。
 
前置きが長くなりましたが、今回は介護事業者がオウンドメディアを構築するメリットについて解説していきます。
 

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介護事業者はなぜ「オウンドメディア」が必要なのか

 
現代のインターネットの普及は凄まじいものがあります。
 
10年前にここまでスマホが普及することを誰が推測できたでしょうか。
 
このブログもそうですが、インターネット検索はもうスマホが主流となってきています。
 
ちなみに先月の私のブログは、およそ65%の方がスマホからの閲覧という結果になっています。
 
今の高齢者や少し年配の方々は、インターネットそのものや携帯電話はあまり好みませんし、使いません。
 
ですが、今後は違います。
 
間違いなくインターネットを検索して、介護事業者を選ぶ時代になります。
 
そのためにオウンドメディアを構築することが大切です。
 
 

ブログを使ったマーケティングがおすすめ

 
 
これは個人的な意見ですが、ブログというツールは介護事業者や医療機関はとても相性がいいと考えています。
 
デイサービスを例にしてみます。
 
今、デイサービスというのは乱立しており、集客に非常に苦労しています。廃業に追い込まれる事業者も少なくありません。

もちろん、集客だけでなく、介護報酬が減らされているという事実も大きいですが。
 
一時、「リハビリ特化型デイサービス」がもてはやされ、儲かるとしてどんどん数が増えていきました。
 
でも問題なのは、リハビリと言っておいて理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のリハビリテーション専門職がいない施設が圧倒的に多かったということです。
 
その中身はパワーリハビリとして、機械だけを置いて、とにかく筋トレするという低品質なものです。
 
そういう施設が増えれば、トレーニング効果は出ないのは当たり前ですが、身体機能自体を評価できる人がいないため、こういうサービスは当然飽和し、付加価値はなくなります。
 
リハビリ=付加価値
 
こういう時代は終わりました。
 
これからは、リハビリといっても、リハビリテーション専門職が関わることは当たり前となり、さらにそこからどう特化させていくか。
 
これを考えないと厳しいのは間違いないでしょう。
 
少し話しがそれましたが、同じことをするのではなく、付加価値を生み出し、それをしっかり「情報発信していく必要がある」ということです。
 
 

ブログを活用する

 
デイサービスを選ぶ時、ケアマネジャーやご本人、ご家族は何を基準に選ぶのでしょうか。
 
  • 近いから
  • リハビリをやってもらえる
  • ご飯が美味しい
  • 口コミ
  • 今までの評判がいい
 
こんなところでしょうか。
 
これはこれでとても大切です。
 
今後はこれに加えて、施設で行なっていることをどんどん「情報発信していくこと」がとても大切です。
 
  • どんな方々が利用しているのか
  • 機能訓練はどんなことをやっているのか
  • 機能訓練をした結果、どのように改善したのか
  • レクリエーションはどんなことをやっているのか
  • スタッフはどんな方々がいるのか
  • 食事の内容はどんなものなのか
  • 他のデイサービスではやっていない、特化したものは何なのか
 
等々、デイサービスで何が行われ、どんな結果が期待できるのか。
 
施設の雰囲気はどんな感じなのか。
 
これはチラシやパンフレットだけでは伝わりません。
 
情報発信し続け、それを見たケアマネジャーやご本人、ご家族が選んでくれる。
 
こういうことが必要で、今後はそうなっていくと推測されます。
 
 

ブログ型ホームページの構築

 
ホームページを作り、ブログを連携させるというのがこれまでスタンダードでした。
 
これでも十分効果はありますが、施設の雰囲気やどんなことをやっているのかなどを伝えていくには、日々、ブログを書いて更新していくということが効果的です。
 
毎日じゃなくても、週1回から始め、慣れてきたら更新頻度を少しずつ上げていく。
 
ブログをベースとして、ホームページに誘導する、ブログをベースとしたテーマでも、サービス内容などは組み込めますし、ホームページ風にも作れます。
 
 

ブログは有料ブログを使う

 
この辺については以下の記事で紹介していますので、合わせてご覧になってください。
 
 
 

まとめ

 
介護事業者さんがオウンドメディアを構築する必要性について説明しました。
 
記事内にも書いた通り、オウンドメディアを持つこと自体デメリットになることは殆どありません。
 
これからはオウンドメディアがあることが前提となっていくのは間違いありません。
 
介護事業を運営する方々で、オウンドメデイアに全く手をつけていない方は早めに構築することをおすすめします。
 
是非、検討してみてもいいのではないでしょうか。
 
もし、ご希望がある場合は、私でよければ相談に乗りますので、お問い合わせください。
 
それでは、参考になれば幸いです。
 
 

オウンドメディア関連書籍

 
 
 
 
 
 
 

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1件のコメント

改めて思いますが、どんなに良いリハ・医療・介護サービスを提供できたとしても、関わり方1つでダメになることありますもんね…
当たり前ですけど、言葉遣い・笑顔・余裕のある対応って大事だと思いました!!

小林100% へ返信する コメントをキャンセル

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井上 直樹
(同)Relate・(同)ALLMERU代表社員/理学療法士の井上直樹です。 このサイトでは一般の方に向けたリハビリの基本的な情報発信を行っております。また、不定期ですが雑誌や新聞などのマスメディア・WEB上のメディアにも情報提供を行っております。リハビリについての適切な情報発信は現在少ないのが現状です。リハビリのことはリハビリの専門職種(理学療法士・作業療法士・言語聴覚療法士)が情報発信するべきだと考えています。コンセプトは誰にでも理解できるように分かりやすく解説していくことです。リハビリに関わるコンサルティング事業を展開しております。お仕事依頼もお気軽にお問合せくださいませ。