理学療法士の井上(@Rehacon)です。
これまでGolf Physio Trainer(ゴルフフィジオトレーナー)・Golf Physio Therapist(ゴルフフィジオセラピスト)の認定資格を取得してきましたが、今回アジア圏では初のGPTオフィシャルインストラクターコースが日本(滋賀県)で開催されました。
びっくりしたことに、筋膜で超有名人の「竹井仁先生」も受講されていました。
緊張してご挨拶をさせていただくに留まりましたが、様々な理学療法士の方々への影響力が凄いなぁと、そして慕われる理由がよく分かりました。
話しを戻しますが、GPTインストラクターとはどんな資格なのか。よくお分かりでない方はゴルファー必見!もうゴルフは科学で考える時代。ゴルフに特化した『GPT Japan』をご紹介します。の記事を先に読んでいただくと幸いです。
GPTの役割
GPTのコンセプトとしては、バイオメカニクスに応じたゴルフスイングの指導・治療が提示できるようになることです。
つまり、解剖学・生理学・運動学をベースとした身体に負担の少ないゴルフスイングをすること、健康なゴルフをしていくこと、未然に怪我などの傷害予防をしていくことにあります。
GPTではこれを「ヘルシースイング」と呼んでいます。
このヘルシースイングを実践していくために多くの理学療法士が学び、クライアントさんに対応していくことになります。
GPTの資格構成は3段階
GPTの資格は3段階の構成となっています。
- Golf Physio Trainer(ゴルフフィジオトレーナー)
- Golf Physio Therapist(ゴルフフィジオセラピスト)
- GPT Official Instructor(GPTオフィシャルインストラクター)
今回私は3のGPTオフィシャルインストラクターを取得すべく滋賀県まで行きました。
やっと着いた。やっぱり滋賀は遠い… pic.twitter.com/UuwgdH6ciP
— 井上直樹(理学療法士) (@Rehacon) 2016年11月6日
インストラクターコースでは、これまでのトレーナーコースの復習を中心とし、動画を基に、
- スイング分析
- 修正すべき点の抽出と提示
- トレーニング方法・治療方法の提示
大まかにこのような流れですすんでいきました。
講師のディーター先生もセラピーコースからのインストラクターコースということで、大変お疲れのようでしたが、沢山色々なことを教えてくれました。
お陰で何とかGPTオフィシャルインストラクターと認定していただきました。
今後これをどのように活かすのかが重要
どんな勉強でもそうですが、勉強会にいったことで知識は増えます。何となくわかったような気になります。
でもそれはあくまでも知識なので、学んだ知識をどう臨床に活かしていけるのかが重要です。つまり知識をいかに知恵にしていくのかが重要です。
GPTで学んだ数多くのことはゴルフに限ったことではなく、様々なスポーツに応用することは可能ですし、普段の臨床に活かすことのできる知識も多いので、うまく活用していけたらと思っています。
また、今後ゴルフをしている方へのアドバイスやティーチングプロの方とも協同していくことがGPTの最も活躍する場面です。
GPTという団体がもっと世に知れることが期待されます。
もし興味を持ってくれたティーチングプロやゴルフ関係者の方々、身体に負担の少ないスイングアドバイスを受けたい方はご連絡いただけたら幸いです。
最後に
今回はアジア圏では初のインストラクターコースとなりました。
28名のGPTオフィシャルインストラクターがここに誕生しました。
講師のディーター先生、通訳の西村さん、日本支部代表の宇於崎先生、安田先生、講習会に参加された先生方、大変お世話になりました。(人見知りがひどいので、なかなかお話しできなかったのが後悔です…)
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ゴルファー必見!もうゴルフは科学で考える時代。ゴルフに特化した『GPT Japan』をご紹介します。
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