井上(@Rehacon)です。
またまた久しぶりの更新となってしまいました。
皆さん、新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願い致します。
大変ありがだいことに、昨年の11月くらいからだいぶ忙しくしており、なかなかブログを更新できていませんでした。
ブログはとても大事な相棒なのですが、如何せん、時間に追われて後回しになってしまっていました。
さて、そんな中、「偉人たちの健康診断」という番組を制作する会社さまよりオファーをいただき、広背筋についての説明を9月末に収録し、11月21日にNHKBSプレミアムで放送されました。
本当は放送前に告知したかったのですが、放送から1ヶ月も先になってしまいました…
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偉人たちの健康診断という番組について
健康のヒントは歴史にあり!歴史上の人物の日常生活や病歴、さらには健康へのこだわりから、現代の私たちが元気で長生きするためのヒントを探ります。
引用:偉人たちの健康診断
私自身は、この番組のことを全く知らなかったのですが、出演することが決まり、何回か番組を観てみました。
観てみると結構面白い番組で、1時間番組なのですがあっという間に時間が過ぎて見入ってしまう番組です。
健康番組は地上波でもとても多いですが、偉人たちの健康診断は毛色が他の番組とは明らかに違って非常に面白い番組となっています。
歴史上の人物が長生きした理由を様々な角度から探り、紐解いていくという構成になっています。私の出演した回では、
前田利家の長生きの秘訣について紐解いていくという内容になっています。
⇒ 偉人たちの健康診断の公式HPはこちらです
前田利家とはどんな人物か
さて、前田利家とはどんな人物かみなさんご存知でしょうか?
かく言う私は全く知らなかったのですが、前田利家は織田信長と豊臣秀吉に気に入られ、豊臣政権のナンバー2だった人物です。
前田利家は槍(やり)の使い手であり、槍を日々使っていたことにより「広背筋」が発達していたと言われています。広背筋が発達していたことが長生きの秘訣の1つだったのではないか?
このような仮説から、広背筋のことについて説明をさせていただきました。
高齢者は背中の筋肉が衰えている
腹筋が衰えているから腹筋を鍛えましょうということはよく言われることですが、背中にフォーカスをあてられることが少ないのが現状です。
ですが、高齢者が腰が曲がっていわゆる円背になってることや猫背になっている原因として背中の筋力低下というのは間違いなくあります。
円背を予防するためには背中の筋力をトレーニングすることがとても重要だと臨床経験から言えます。その中でも広背筋は人体の中でもとても大きな筋肉であり、呼吸の補助筋でもあるため呼吸機能にも影響します。
槍を使うということは広背筋を発達させる
前田利家は6m以上の長い槍を使っていたと言われています。
槍の使い方として、一度後ろに肘を引きます。そして、槍をつく際に内側に捻りながら前方に伸ばしていきます。
つまり、肩の伸展と内旋という動きが作用します。この作用は広背筋を使っていますので、長く重い槍を日々使っていた前田利家は広背筋が自然と発達したと考えられます。
また、広背筋を鍛えることによって最大換気量が10%増加するという論文も発表されていることから、呼吸機能にも好影響を与えるということが示唆されます。
全体的にはこのような流れを説明させていただきました。
まとめ
今回、収録としては5シーンくらいの撮影とモデルさんに運動方法のアドバイスを行わせていただきましたが、編集の関係上、一部しか使われませんでしたが、こんな経験なかなかできることではありませんし、非常に良い経験ができたと思います。
声をかけていただいた制作会社の担当者の方、撮影当日お世話になった方々には本当に感謝しております。ありがとうございました。
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