今回はインタビュー記事第2弾をお届けします。
「理学療法士の方がここまで考えてリハビリに当たってくれていることを凄く嬉しく思います。」
といった内容のメッセージをいただきました。
そう言っていただき、本当に嬉しく思いました。
このブログで少しでも誰かの役に立てているとしたら、それはこの上ない喜びです。続けてきてよかったと思えた瞬間でもありました。
さて、今回お届けするインタビューですが、理学療法士として活躍している方ですが、数年前に大学院に行かれた方のインタビューになります。
大学院に行く理学療法士は多いですが、この方は「医療経営」に関わる学部に通われた一風変わった経歴の持ち主です。
理学療法士で医療経営に関わる大学院に通う方を、私はこの方しかみたことがありません。
ちょっとその思想を覗いてみたいなという好奇心もあり、今回インタビューをお願いしました。
それでは、前置きが長くなりましたが、今回は「理学・作業療法士のキャリアアップ」というテーマでインタビューにお答えいただいた内容をお届けします。
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プロフィール
理学療法士 橋本さん
理学療法士免許取得後、一般急性期病院勤務。
この間に大学院に通い、医療経営に関わることを学ばれています。
現在は東京都内にあるクリニックに勤務されています。
それでは、インタビューの内容をご覧になってください。中々聞けない話が満載ですよ。
インタビュー
理学療法士は今後どうあるべきか。
これは多くの方が感じていることかもしれません。
私もそのうちの1人ですが、この問いに対して「大学院」という選択肢は私の中にはありませんでした。
理学・作業療法士で大学院に行くと考えると、やはり「研究をやりたい」などの考え方がまず第一に想い描くと思います。
医療経営という視点はとても大切ですよね。
大学院で医療経営を学ぶといった発想が私には考えもつきませんでした。
なるほど。
マクロの視点と現場レベルのミクロの視点。これは本当に大切な考え方、捉え方です。
少しこの話からは逸れますが、今や世界を見て活動しているセラピストも多くなってきました。
サッカー選手などのように、セラピストもどんどんグローバル化していって、世界を股にかけるセラピストも今後増えていくかもしれません。
そういう意味でも俯瞰的な目線で見る。ということは大切な視点になることは間違いありませんね。
私は「武器を活かすための修行を積んでいるところ」がとても印象的で共感しました。
理学・作業療法士という国家資格を持ち得ながら、またさらに特化したものが必要であり、特化していくには修行が必要ということだと考えています。
キャリアアップといっても橋本さんが仰る通り、通り一遍ではありません。
起業・大学院・バイトで副業など何だっていいと思います。
ずっと同じところにいながらでも外の景色を見ることは可能です。
それではじめて見えてくることも多いと実感しています。
まずは一歩踏み出すことが重要だと改めて感じさせられました。
- 大学院は学位をとるためのものではなく、貪欲に学びに行く場
- 目的ではなく、「手段」
- 何を学ぶべきかを学ぶ
このように考えると大学院も敷居がやや低く感じますよね。
この話を聞いて私も大学院行ってみたいなと思いました。
まとめ
インタビュー記事第2弾をお送りしましたが、いかがでしたでしょうか。
こういうキャリアの理学療法士はなかなかいませんので、面白い話でしたね。
今後リハビリテーション業界は厳しくなることはみなさんもご存知の通りだと思いますが、逆にチャンスもたくさんあると考えています。
大学院に行って修士や博士号を取ることや起業をすることなど、自分が療法士としてどのようなキャリアアップをしていくのか、
自分自身でキャリアデザインを考えていかなくてはいけない時代になりました。
結局のところ、まずは「行動」を起こさないことには何も進まないということですね。
私も非常に勉強になったインタビューでした。
この記事が少しでもみなさんのキャリアアップへの参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。