前橋育英高校が初優勝した第96回全国高校サッカー選手権大会を振り返る

前橋育英高校が初優勝!第96回全国高校サッカー選手権大会を振り返る

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前橋育英高校が初優勝を果たした96回全国高校サッカー

今年の高校サッカーは前橋育英の初優勝ということで幕が閉じました。

前橋育英と流経大柏の関東勢の決勝戦は、最近ではなかなか見ない質の高いサッカーだったと思います。

最近の高校サッカーはインターハイや冬の選手権以外にもプリンスリーグというのもあるため、割とガチの試合を年に数回やっていたりします。

ですので、手の内を知っているというのもありますし、冬の選手権では戦略がモノを言う部分がかなりあります。

今回の決勝戦では、前橋育英と流経大柏が対戦したわけですが、ここまで、プリンスリーグのホームアンドアウェーで前橋育英が2勝、インターハイでは流経大柏が勝っていて、どっちが勝つか分からない非常に興味深い決勝戦となりました。

流経大柏はインターハイとの2冠、無失点優勝がかかっており、前橋育英も失点1点、飯田陸選手の決定力など、試合前からどっちが先制するかで勝負が決まるという試合になることが予想され、ディフェンス陣の質の高さには驚きでしたね。

結果的に、前橋育英がロスタイムで1点を奪い優勝しましたが、どっちが勝ってもいい素晴らしい決勝戦でした。

毎年高校サッカーは観てますが、本当にレベルの高い第96回でした。

自分の高校時代と比べて明らかにレベルが上がっている

自分が高校生だった頃はもう20年前とかになるので、全く参考にはならないですが、当時は1つ上の世代にゴールデンエイジ達がいて、高校では東福岡と帝京の2強でした。

東福岡には本山選手や古賀選手、帝京には中田浩二選手もいて注目度は高かったですが、一部の選手が際立ってはいましたが、全体を見たときには今の方が圧倒的にレベルが上がってます。

他のチームにも小野伸二選手や小笠原満男選手などレベルが高い選手はたくさんいましたが…

戦術、戦略、選手層、全国全体のレベルの高さなど。

なんだかんだ言って、日本全体のレベルも上がっている証拠だと、高校サッカーを観て毎年感じてます。

選手の身体への負担を考え、大会期間と試合消化日数は今後の課題

この大会後に、流経大柏の本田監督もこの問題について言及しています。

「そろそろこの大会を検証して、これが育成につながるのかどうか。」「18歳以下の育成をどうするのかを考えなければいけない。」と問題提起。

各年代の国際大会で優勝を飾ったイングランド代表を引き合いに出し、日本の育成を見直すべきだと語った。

ー 中略 -

「高体連は”プレーヤーズファースト”を掲げているのだから、運営最優先ではなく選手最優先で考えてほしい。人間の体は24時間開かないと回復しない。」

引用元:SoccerKING

長友佑都選手もツイートしてましたが、この大会期間における試合消化数はちょっと異常です。高校野球なんかもちょっと過酷すぎますよね。

いくら若いといっても、中1日もないで消化する試合も多く、間違いなく怪我を引き起こす要因です。

さらに、高校サッカーには夢がありますし、怪我をしてでも、怪我をおしてでも試合に出たいという気持ちを必ず選手は持ちます。

そりゃそうです。自分も同じ立場なら絶対に出る!と思います。

それだけ夢のある舞台であるからこそ、選手を守ってほしいと思います。

怪我をすることや怪我が長引けば、選手生命にも関わります。

それは最終的には、日本サッカー全体の問題にもなります。せっかく良い選手でも、怪我で潰れてしまう選手はたくさんいますしね。

非常にもったいないことです。

運営サイドの都合もあるとは思いますが、選手ファーストでお願いします!

【関連記事】
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最後に

今大会の質の高さは際立っていましたが、全体的にサッカーのレベルが上がってきていることは間違いないと思います。

高校サッカーでトレーナーがいるところはまだまだ少ないと思います。

今後はトレーナーさんがより関わっていけるようになると、傷害予防や怪我への早い対応も可能になっていきますね。

結果的に選手ファースト、日本サッカー界の質の向上につながるはずです。

日本サッカー全体の質の向上は、育成世代にあると個人的には思っています。

高校サッカー、ユース、ジュニアユース、育成世代がより良い環境でサッカーができるようになるといいですね。

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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井上 直樹
(同)Relate・(同)ALLMERU代表社員/理学療法士の井上直樹です。 このサイトでは一般の方に向けたリハビリの基本的な情報発信を行っております。また、不定期ですが雑誌や新聞などのマスメディア・WEB上のメディアにも情報提供を行っております。リハビリについての適切な情報発信は現在少ないのが現状です。リハビリのことはリハビリの専門職種(理学療法士・作業療法士・言語聴覚療法士)が情報発信するべきだと考えています。コンセプトは誰にでも理解できるように分かりやすく解説していくことです。リハビリに関わるコンサルティング事業を展開しております。お仕事依頼もお気軽にお問合せくださいませ。