認知症で人生終わりになんて、僕がさせない『ケアニン』 〜あなたでよかった〜

ケアニン~あなたにあえてよかった~

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理学療法士の井上(@Rehacon)です。
 
 
6月に公開されたばかりの映画
 
ケアニン 〜あなたでよかった〜
 
観てきました!
 
この映画は、facebookやTwitterなどのSNSで話題になっていた映画です。
 

 

どんな映画館でもやっているメジャーな映画ではありませんが、少しずつ全国で公開中です。
 
東京でもようやく公開され、7月22日に始まりました。
 
東京では、有楽町の丸の内TOEIでしか観れません。※7月27日現在
 
この映画は、医療介護に携わる方々はもちろんですが、世の中の方々に介護福祉士という仕事や、認知症のことを知ってもらうために是非観ていただきたい映画です。
 

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ケアニンの意味は?

 
この映画の中で施設長を演じる、小市慢太郎さんが、
 
介護福祉士と言うと堅苦しい。
 
ケアする人間を、
 
ケアニン
 
と表現しています。
 
しかし、介護福祉士だけでなく、医療や介護、看護に携わり、人のケアに関わり、自らの仕事に誇りと愛情、情熱を持って働いている全ての人がケアニンです。
 
そう、理学療法士だってケアニンです。
 
 

介護職員の人材不足と仕事への魅力

ケアニン 
 
昔から看護師の仕事は、
 
  • きつい
  • 汚い
  • 危険
 
という3Kの仕事と言われていました。そして、今は介護に携わる職業もこのように言われていますし、実際に厳しい仕事だと思います。
 
また、メディアで発信される介護のイメージは決して良いものとは言えません。
 
もちろん、収入面の問題もあります。
 
こういった問題から、介護職員の人材不足は慢性的で社会問題の1つにもなっています。
 
一方で、介護に携わる仕事の魅力をこの映画では伝えてくれています。
 
3Kのイメージが先行する介護の仕事は、肉体的にも精神的にも厳しい仕事です。
 
しかしこれほど人と本音で向き合え、感動する仕事はないと長く介護に携わる人たちは胸を張ります。
 
この映画では、30ヶ所もの介護福祉施設や専門学校、関連団体に取材し、実際に現場で働く方々の言葉を使っているそうです。
 
 

認知症で人生終わりになんて、僕がさせない

ケアニン 
 
この映画では新人の介護福祉士と認知症の方への向き合い方がフォーカスされています。
 
現実にはそう簡単にいかないということは多々ありますが、この映画で描かれている認知症の方々への対応は非常に素晴らしいものです。
 
療法士もたくさん見習うべき点があったと思いますし、コミュニケーションの取り方1つでリハビリの内容も変わってくると思います。
 

 

医療介護関係者以外にも観てほしい

 
この映画を観ようと思われる方の多くは、医療介護関係者だと思います。
 
医療介護関係者も是非観た方がいいと思いますが、そうではない、一般の方々にはより観てほしい、知ってほしいと思います。
 
介護は地域で支えるもの、それが当たり前の姿。
 
是非、たくさんの方々に届けばいいなと思います。
 

それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
 
 
 
 
 

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井上 直樹
(同)Relate・(同)ALLMERU代表社員/理学療法士の井上直樹です。 このサイトでは一般の方に向けたリハビリの基本的な情報発信を行っております。また、不定期ですが雑誌や新聞などのマスメディア・WEB上のメディアにも情報提供を行っております。リハビリについての適切な情報発信は現在少ないのが現状です。リハビリのことはリハビリの専門職種(理学療法士・作業療法士・言語聴覚療法士)が情報発信するべきだと考えています。コンセプトは誰にでも理解できるように分かりやすく解説していくことです。リハビリに関わるコンサルティング事業を展開しております。お仕事依頼もお気軽にお問合せくださいませ。